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随分前に葬儀屋さんから聞いた、遺言の話です。

亡くなったおばあさんは、早くにだんなさんを亡くし、女の細腕ひとつで、
二人の子供を立派に育て上げた立派な方だったそうです。残された姉弟は、
既に結婚していたらしいのですが、様々なことで争いが絶えなかったそうです。
おばあさんと同居していた姉は、遺産の全てを要求し、家に寄り付きもしない
弟は、遺留分があるはずだと主張して譲らない。

堂々巡りが続いたある日、おばあさんの遺品の中から、公正証書遺言が
出てきました。その中に書かれてあったのは、姉の名前・弟の名前に一字ずつ
入っているその文字には、「助け合って生きる」と意味があり、先に亡くなった
おとうさんの強い願いだったと書かれてあったそうです。

兄弟も早くに亡くし、だんなさんも早くに亡くしたおばあさんにとって、心のより
どころはおとうさんとの思い出であり、兄弟との思い出だったのでしょう。姉弟
仲良く…それがおばあさんの残された人たちへの、強い思いだったのでしょう。

自分にも兄弟がいますが、深く戒めて聞いた話でした。

遺言贈与のことなら、税理士法人プラスに詳しく載っています。
それぞれに調べたいことがあれば、きっとためになりますよ。